2014年3月26日水曜日

茜染

今日は天気が悪いので敷物を
茜の浸し染めで染めました。
 200gの茜を8Lの水と0.5%の酢で煮出します。
浸し染めなので少し濃い目がいいので40分位です。
 今回染める図案は猫敷物の「すいっちょ」
猫図案の中でも猫の丸いラインが好きな一枚です。
 染液媒染染液・・・で何回も染重ねて糊を落とすとこのようになります。
このままでは黄味が強いのでお湯で煮て黄味を抜きます。
 85度くらいで煮ていくと少しずつ黄味が抜けていき赤味が目立ってきます。

これを干して完成です。


茜の浸し染めは綺麗なのですが
濃い色を染めようとすると大量の染料を使い
2枚~4枚くらいしか染められません。
少し効率が悪い染料ではあるんですよね。

これにしぶきをかけると黄味が増し濃いオレンジ色になります。
それも綺麗なのでまたの機会に上げさせてもらいます。

2014年3月22日土曜日

富岡製糸場 観桜会への出店

来月4月5、6日の二日間富岡製糸場内で行われる
観桜会へ出店参加させていただくことになりました。
商品はストールや手ぬぐい、縫製の小物を持っていく予定です。
シャーリングストール
絹のティッシュケース

去年は県内ならではの
名物料理の出店が多く、特に生こんにゃくは格別美味しかったです。
今年はどんなお店とご一緒できるのか
とても楽しみです。

入場料はこの二日間無料になるそうなので
皆様是非足をお運びください。
お待ちしております。

2014年3月7日金曜日

オープンスタジオ 染色体験

今日はオープンスタジオに
ウールを持ち込みで染めに
きてくれた方がいたのでご紹介します。

染料は冬青、濃くとって酸化させた液を使いました。 
 今回は絞ってムラに染めるということです。
お湯に浸して十分水を浸透させます。
 絞り、ウールが浸かるたっぷりの量の染液で染めます。
一回媒染をして染色したら開いて洗い、絞り直してもう一度染色します。
ひとつの枷で3つの濃淡を付けるためです。
 お湯で煮て洗います。この時軽くて絞ります。
 濃淡がはっきりして綺麗に染まってます。
どんな編み物ができるのか楽しみです。

2014年2月11日火曜日

桜とフランス積みのコースター

こちらは土曜日につもった雪がまだまだあって
引き染をしてもなかなか乾きません。

今日は富岡のお富ちゃん家におろしている
「桜とフランス積み」のコースターの糊付けをしました。
富岡市の花、桜と
富岡製糸場のフランス積みを図案化して
500円で販売しています。

ラックで桜の周りをぼかして
全体を冬青で染めています。

冬青があるうちに大量に作って
終わったら杉、茜で染めて行く予定です。

2014年2月5日水曜日

エンジュの試験布

今日の妙義はとても風が強く寒かったです。
試験布染に来ていた方の車に昼間からつららができていました。
さて、今日の題材は黄色の染料のひとつエンジュでした。
エンジュは3種類、
1,昨年取れたもの 見た目は小粒で緑がかっている。
2,5年前に取れたもの 1に比べ香りが薄く見た目は茶味を帯びている。

3,市販のもの 黄色く肉厚で香りが一番強い。
これを10gと100gに分けて絹と木綿の二種類をアルミ、鉄で計4枚染めた。

染色過程水3Lで煮出しアルミと鉄で別々に再煮染めします。

媒染はアルミは20分、鉄は30分でやってます。
作業風景、今日はこの試験布以外にアルミの濃度による染色と色さしに使う
染料の濃度についてもやりましたがここでは割愛します。
アルミの結果ですが10gを見ると3つともに一番液が
鮮やかな黄色を発色しており二番液は薄くなっています。
これは単純に濃度の薄さがそのまま染色結果につながる絵の具的な染料の傾向です。
そして100gを見るとどれも一番液で色は濁り、二番液で鮮やかさを得ています。

この染料は水とg数の割合によって色の変化が起きず、
一定の量まではg数に比例して色が同じ傾向で濃くなるような
素直な絵の具的な染料と言えます。

今後染料の適量を探るための試験布をしていく予定です。

2014年1月24日金曜日

手ぬぐい作り

最近は晴れが続いているし
おにぎりの手ぬぐいを作っています。
 おにぎりの海苔、塩ごま、梅干の部分を墨とラックですり込みをしていきます。

糊を伏せて豆汁を1回、茜を2から3回引きます。

アルミで媒染をして糊を落とし引っ張って干して出来上がりです。

前回までは梅干のラックはこの最後の段階で
すり込み、媒染をしていたのですが
糊による石灰での媒染での発色でも十分な梅らしい赤味が得られることと
糊を落としたあとアルミに一度潜し媒染することで色落ちを防げるということで
効率よく生産できるように最初のすり込みの段階で
墨と一緒にラックを染める手法に変えてみました。

2014年1月10日金曜日

糊作り

今回買った糠が色が白く
それを使って作った糊の
粘りが強かったので型染めに使いやすいように
基準を決めるために分量を変えてみました。

従来のやり方では米粉200gに対して糠300gと
2:3でしたが今回は150gに対して350gと大きな差をつけて
作ってみました。
消石灰溶液の割合は変えず、今回の出来をみて米粉の割合を増やしている予定です。
全体のまとまり具合はいいようです。

30分蒸して
潰して500ccの水でねっていきます。
この段階で十分に粘りがあり、状態も良さそうです。
仕上がりです。
最終的に若干なめらかさが足りない感じがしました。

米粉と糠の割合をこれだけつければ流石に糠の効く割合が多くなって
粘りは抑えられると思ったのですがその結果なめらかさが損なわれたようです。

最初に作った粘りが強く、なめらかな糊とこれを合わせて使うと丁度良さそうです。