2016年8月25日木曜日

草木染の染料の話

こんにちは!
台風も過ぎていい天気になりました。

草木染に使われる部分に関して質問を受けることがありましたのでまとめました。

草木染で使う染料は大まかに分けて
花、葉、枝、外皮、内材、根
の6つに分けられます。

桜や梅等は葉から内材まで
茜や紫根等は根
マリーゴールドや紅花等は花
冬青や藍等は葉を使います。


桜を例にだすと葉から内材まで使えますが
葉は色素が安定しておらず複雑なので再現性が枝や材部分に比べるとおちます。
木への影響を考えた時は外皮や内材は再生が難しいので
色素が安定していて再現性が高く、再生が容易な枝を使うのがいいかとおもいます。


いろんな染料があるのでその染料に見合った部位を使い分ける、それが必要ですね。