2013年1月29日火曜日

うさぎの巾着

うさぎの巾着をつくろうと思います。
布はカレンダーに使った生地で
今までの生地の中で一番染まりがいいです。
型の細い線までちゃんと出るので
それを40cmにカットして使いました。
次に糊つけです。
細い線があるので潰さないように
手早く置きます。
今日糊つけした型の一つです。
富士山の上に乗っかっているうさぎです。
 
うさぎは全部ワンポイントにしようと思っています^^。
五倍子で染めて糊を落とした状態です。
中性洗剤につけてカンペキに糊を落とします。
このあと脱水して乾かしたあと
劣化処理として蒸しをしました。


 

2013年1月25日金曜日

ヒトリシズカ染 他

茜で麻の型染めをしました。
 
型は昨日つけたヒトリシズカです。
この前と同じく前晩からつけていた200gの茜を
15Lの水と75ccの酢を加えて煮出しました。
 
大体9~10L位になりました
結構煮詰めます(・ω・)
 
手法は浸し染め。でも染液の温度は35℃位とぬるめで行いました。
 
 
染まり上がり糊を落とすために水につけてます。
結構黄色いです。糊が落ちたらお湯で煮ます。
 
お湯で煮てあらい干しました。お湯で煮ると随分赤くなります。
・・・すみません。写真とても黄色いですね。
 
目視ですと結構黄味が抜けて相対的に赤味がましているんですが
どうも写真にすると黄色くねってしまうんですよね(・ω・;)
 
それと吾亦紅の刷り込みの写真も撮ったので
こちらは吾亦紅の型にラックと墨で刷り込みをしたあとです。
 
このあと↓の用に豆汁刷毛→アルミ媒染→糊落とし→完成です。
 
ちなみに麻は結構水分が通るのですぐ滲みます。
結構むずかしいですねぇ・・・。

2013年1月23日水曜日

今日の染

写真回復しました!!
知り合いのパソコン詳しい方に聞いたら解決してくれました。
ありがとうございます。

ということで今日は久しぶりに桜と梅の型の刷り込みと
染を写真付きでご紹介します(・∀・)!!

桜は枝に墨を、花にはラックをさしてあります。
乾いたら豆汁で水刷毛(豆汁刷毛)して染料を伸ばします。
その後乾いたあとにアルミ、0,2%溶液に付け糊を落とします。


写真の画像少し黄色くなっています。
実はこれアルミ媒染に長くつけてしまった事が
原因で起きた石灰焼けです・・・

アルミの適した媒染時間はこれに関して20分ほど
それ以上を超えると石灰焼けを起こしてしまいます・・・

これが乾いたら桜で染める予定ですがこれは商品にならないので
明日やり直す予定です。

次に梅です。
花の中央に墨、エンジュがさされています。

正確には墨をおいてエンジュで水刷毛するように墨を伸ばしています。
こちらはこのまま茜で染めます。

茜は200g/15Lで一番液は沸騰後20分でとったものを
二番液は30分でとったものを使いました。


一回に3Lくらいです。

染め上がったら中性洗剤につけ、完璧に糊を落として
お湯で煮ます。この過程で浸し染め特有の黄味が抜けて
綺麗な赤味が残ります。


こんな感じに仕上がりました。

やっぱ写真あるのとないのとじゃ全然違いますね(笑)

2013年1月21日月曜日

明日の予定

父は明日秩父で講習会なんで
明日は一人で色刺しと染、型彫りをする予定です。
 
色刺しするのは梅の型と桜の型で
梅は墨とエンジュで花の中央を色刺しして
全体を茜で染めます。
 
桜は花をラックで枝を墨でやったあと
全体を桜で染める予定です(・ω・)
 
特に桜は花を強調するために淡くほんのり染めたいと思います。
 
 
型はカラマツの続きを・・・目が痛くなります(笑)

2013年1月17日木曜日

型彫り

こっちは雪というか氷がまだ残ってます。
昨日今日は寒かったので型彫りをしてましたー
多分明日も型彫り中心です。
彫ったのはカラマツ、温泉うさぎの二種類
カラマツは3月の藍熊さん主催の講習のために
12枚必要なんで二枚彫りで彫ってます(`・ω・)
かなり細かいので目が疲れます。
うさぎのほうは反対に線彫り中心で油断すると線が歪みます。
線の太さを一定にするのが難しくて
失敗したところの線を太くして修正しました。
商品にすると時には堀り直さないといけないかな。

2013年1月15日火曜日

麻の冬青染

昨日の雪は凄かったですね。
今日は朝から屋根に積もった雪(氷)がたくさん落ちてきてました。
 
 
今日は麻の冬青染しました。
 
最近大鍋で煮出すのは失敗しているので
ボールで、200g6L×2を煮出しました。
 
よく揉みちぎった冬青を一番液は20分
二番液は30分煮出し、一番二番一緒にして染めました。
 
普段は染液を混ぜたりはしないのですが
一番液は30分ほど酸化をさせる必要があり、
二番液をに出してる間に酸化が終わるという事と
二番液は煮出してすぐ使えるという事で
染液の状態も近く、一緒したも問題はないと思います。
 
媒染はアルミを使い、まだ熱い染液と
ぬるま湯の水、冷たい媒染液という状態で浸し染しました。
 
この時点ではまだ黄味が強いですが
最後は残液で煮て熱を加えることで赤味の発色を促しました。
 
今日染めた麻を乾かして再度染めることでより
濃い赤を得ることができそうです。

最近tetoteというサイトでネット販売を始めました。
これからいろいろ商品を増やしていこうと思います。
tetoteサイトのトップページです。よかったら草木屋で検索してみてください。

2013年1月9日水曜日

琵琶 試験布研究会

こんにちは(・ω・)まだ写真がUPできません。
ある掲示板で相談に乗ってもらったところ
ほかのBloggerを使っている方も同じ状態だそうです。
早く治ってくれるといいのですが・・・
 
今日は試験布染研究会でビワを染めました。
 
ビワは研究会に参加している方が
自宅から朝一でとってきてくれたものです。
 
今回の試験布染の狙いは
「部位の差」
「グラム数の差」
「酸化処理の必要性」です。
 
部位の差に関しては
「葉」「樹皮」「材」の三種類。
 
それをグラム数の差で
葉は30g、100gに二つ
樹皮、材は分ける前に
30g、100gで計り、それをピーラーで剥きました。
剥いた結果1:3で樹皮:材でした。
 
酸化処理の必要性を見るために
葉は煮出したあと30分間酸化させて、
材は煮出す30分前に用意したものと
煮出す直前で用意したものの比較です。
 
葉は染液を、材は染料を酸化させて比較したわけです。
 
 
いつもは絹の試験布のみを使用していますが
今回は絹と木綿両方を用意してアルミで染めました。
 
結果は一番液で一番濃く赤くなったのが材でした。
次いで樹皮、葉といったところです。
しかし二番液では材ほどではないですが
葉が一番赤くいい色のように思えました。
 
そしてグラム数の違いで目立ったのが葉でした。
30gと100gという差でしたが100gは黄味が出てしまい
30gの方が赤く綺麗な色でした。
しかしその分二番液では100gの方が赤いです。
 
多く染める時にはあえて一番液を捨てて、
二番液で染めるのがいいかもしれませんね。
 
葉も材も酸化処理すると良い結果になる事があるようです。
100gの葉は赤く染まっています。
しかし30gの方は微妙な色でいい色とは言い難いです。
材は薄くなっているように感じますが
茶味が抜け綺麗なピンクよりになっているようです。
 葉の酸化はやったほうが良さそうですが
材はやらなくてもよさそうです。
 
父の考察があがったらそちらも載せさせていただきます。

2013年1月4日金曜日

今日のお仕事

こんにちは
原因はわからないのですが写真が
投稿できなくなってしまいました・・・(´・ω・゛)
 
治るまで写真なしで更新していこうと思います。
 
 
 
今日はソヨゴのストール染
うさぎのトートバックの染をやりました。
 
ソヨゴは150gを手でもみ、ちぎります。
この時霧吹き等で水分を与えて上げると
より良い反応の促進が期待できます。
 
もみちぎったソヨゴを水5Lで煮出し
一番液、二番液をとります。
二番液は時間がたつと茶味をおびはじめるので
はやめに染ました。
 
ストールは縦半分を濃く、半分を薄く
グラデーションになるように染めて
お湯で煮て黄身を抜きました。
 
乾くと赤い蘇芳のような色でした・∀・
 
 
うさぎのトートバックは
 
型の内容は「ケーキ造り」です。
たくさんのうさぎがケーキをつくっている
絵を型にしました。
 
糊を付け、瓶やボールの絵の部分に
墨を入れシブキで染めました。
 
写真を載せられなくて残念です。
アップロードができるようになったら
すぐ上げさせてもらいます^^;
 
FBやっている方いましたらそちらの方で
トートバックの説明、写真がありますので
よかったらどうぞ

2013年1月2日水曜日

仕事初め!

あけましておめでとうございます。
 
今日は仕事はじめで試験布染等などをやりました。
題材は寒桜と牡丹桜の2種類です。
二つの差は寒桜の方が若干濃い感じがします。
 
アルミ、鉄、灰汁の三種類を行ったので
水は染料100gに対して4Lで20分煮出します。
右が寒桜で左が牡丹桜です。寒桜は少し花が咲いていました。
染液で10分煮ます。結構赤くていい液です。
 
媒染を30分しっかり行って最煮染めをして終了。
 
三番液まで同様の工程で染めていきます。
試験布のまとめができたらまた載せます。
 
去年お世話になった方々へ
どうか今年もよろしくお願いします。