2014年1月24日金曜日

手ぬぐい作り

最近は晴れが続いているし
おにぎりの手ぬぐいを作っています。
 おにぎりの海苔、塩ごま、梅干の部分を墨とラックですり込みをしていきます。

糊を伏せて豆汁を1回、茜を2から3回引きます。

アルミで媒染をして糊を落とし引っ張って干して出来上がりです。

前回までは梅干のラックはこの最後の段階で
すり込み、媒染をしていたのですが
糊による石灰での媒染での発色でも十分な梅らしい赤味が得られることと
糊を落としたあとアルミに一度潜し媒染することで色落ちを防げるということで
効率よく生産できるように最初のすり込みの段階で
墨と一緒にラックを染める手法に変えてみました。

2014年1月10日金曜日

糊作り

今回買った糠が色が白く
それを使って作った糊の
粘りが強かったので型染めに使いやすいように
基準を決めるために分量を変えてみました。

従来のやり方では米粉200gに対して糠300gと
2:3でしたが今回は150gに対して350gと大きな差をつけて
作ってみました。
消石灰溶液の割合は変えず、今回の出来をみて米粉の割合を増やしている予定です。
全体のまとまり具合はいいようです。

30分蒸して
潰して500ccの水でねっていきます。
この段階で十分に粘りがあり、状態も良さそうです。
仕上がりです。
最終的に若干なめらかさが足りない感じがしました。

米粉と糠の割合をこれだけつければ流石に糠の効く割合が多くなって
粘りは抑えられると思ったのですがその結果なめらかさが損なわれたようです。

最初に作った粘りが強く、なめらかな糊とこれを合わせて使うと丁度良さそうです。


2014年1月5日日曜日

敷糊

少し遅くなりましたがあけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

今日は型染めの糊置きをする時に使う型台の敷糊を作りました。
今日は一台つけるだけだったので200gの餅粉を少量の石灰水でこねて作りました。
ドーナツ型にして煮ます。
最初のうちはそこにへばりつかないように棒で糊を動かします。
しばらくすると浮いてくるので
ひっくり返してそのまま15分蓋をして煮ます。
ゆで終わったらあげてなめらかになるまで潰して練ります。
ゆで汁で伸ばしていき緩くしていきます。
冬は十分に緩んだと思っても敷いていく時に冷えて固くなるのを考慮する必要があります。
今日は少し固めでした。
端から木のヘラで伸ばしていきます。
糊は途中で塊を置いてそれを伸ばして台全体に敷いていきます。
できれば二、三回敷くと全体が均一に良い粘着具合が保たれます。