2012年10月20日土曜日

昨日のつづきです。
 
これは刷毛で墨の刷り込みをしています。
このように刷り込んでおくと全体が染まったときに
色が重なってきれいに仕上がります。
 
私たちが主に刷り込みに使うのは
「墨(黒)」「藍(青)」「ラック(赤)」の三色です。
全体に刷り込みができました。
これから渋木(ヤマモモ)で染めていきます。
 
渋木は200g/20Lで煮出した一番液を使用し、
アルミ媒染は水に対して0.2%で染めてみました。
 
上の刷り込み後の写真を取った後にススキとクズにはラックをかけてます。
写真撮り忘れました(^ ^;)
染液→水→媒染→水→染液→・・・を
糊が落ち始めるまで繰り返して10分程、水につけておきます。
 
そしてなるべく柔らかい刷毛で糊を落とします。
落ちたら紙を木の板におき、ステンレス棒で軽く水を絞ります。
干してとりあえず完成!
やはりラックで赤を刺すとメリハリがついていい感じですかね。
 
あとはしおりの幅の二倍にカットして畳んで作っていきます。
 
 
 
今月の26日から秩父のムクゲ公園という所で
「第一回 草木染伝習所展」
という展示会を行います。
その時にこのしおりも販売する予定です
 
ご興味がありましたらぜひ、ご来場ください。
お待ちしております。

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