一月「冬青」 染料、松煙 ラック ヤマモモ 媒染、アルミ
何度染めても様々な赤味で楽しませてくれる染料です。
信州ではお正月飾りとして、しめ縄等とともに使われます。
二月「君子蘭」 染料、ラック エンジュ 松煙 ヤマモモ 媒染、アルミ
緑の葉の中に華やかな花です。
冬の間はたくさんの鉢を玄関に入れていました。
三月「桃」 染料、松煙 ラック 媒染、アルミ
叔母が散らし寿司を持ってきてくれた時に、
添えられてた一重の桃の花。
四月「鈴蘭」 染料、インド茜 媒染、アルミ
葉は丸みを帯びた可愛い鈴蘭だったので、なるべく単純に、
そして暖かみのある色にしました。
五月「羽蝶蘭」 染料、松煙 ラック 藍 キブシ 媒染、鉄
近くの山中の集落の人たちが、周りの岩肌から採集した羽蝶蘭を
庭先で育てていました。二つの型を使い、摺り込みと糊付け、
ぼかしの3つの技法をつかって。地色はその山でもよく見かけた
キブシを使って染めました。
六月「オオヤマレンゲ」 染料、松煙 ラック エンジュ 媒染、アルミ
白い花を生かすのには松煙はとても適した染料です。
可憐にして、華やかなオオヤマレンゲの花弁の白さを一番大事に染めました。
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